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ジグソーって一見シンプルな工具ですが、実は“ちょっとした知識”で切れ味も精度も寿命も全然違うんです。

更新日:11月8日

 ここではジグソーについて「え、そうだったの?」となるようなポイントを集めました


① 刃の種類だけでなく「向き」も違う

一般的なジグソー刃は上向きに刃が付いている(上昇時に切る)。 

でも、下向き刃(逆刃)を使えば、化粧板などの表面を欠けにくく切れる。 

天板を“表向き”に切りたい時は、逆刃タイプを使うと仕上がりがきれい!


② 曲線切りは“刃の厚み”が命

細かい曲線を切りたいのに、思うように曲がらない… 

それは刃が厚いタイプだから。

薄刃(ブレード厚0.8mm以下)を選ぶと曲がりやすくなります。


③ “オービタル機構”を切り替えるだけで切断スピードが変わる

オービタル機構(振り子運動)ONで、切断スピード約1.5〜2倍! 

ただし、仕上がりは荒くなる。 

木材はON、鉄やプラスチックはOFFが基本。


④ 刃を交換するときは「刃の位置」に注意

ジグソーは刃が**一番下(下死点)**にある状態で抜けるタイプと、 

一番上(上死点)でロック解除できるタイプがあります。 

機種ごとのクセを覚えておかないと、「抜けない!」トラブルに。


⑤ まっすぐ切れない原因の多くは“刃”ではなく“押し方”

刃を前に押すとしなって曲がる。 

コツは、本体を軽く押し当てるだけで前に進ませない。 

ジグソーは自分で前に進む“自走工具”です。


⑥ 鉄板を切るときは“ストローク数を落とす”

高速のまま切ると刃が赤熱してすぐ切れ味が落ちる。 

低速+切削油(潤滑スプレー)が長持ちのコツ。


⑦ 下にベニヤを敷くだけで仕上がりが変わる

材料を直接切ると、下側が**バリ(ささくれ)**になりやすい。 

捨て板(ベニヤ1枚)を下に敷くと、下もきれいにカットできます。


⑧ “曲がるのは本体が悪い”とは限らない

長く使っていると、ガイドローラーが削れて傾くことが。

刃が斜めになる原因はモーターではなく、このローラー摩耗が多いです。


⑨ 電動ジグソーにも“刃の取付規格”がある

Tシャンク、Uシャンク、Bタイプなど複数あり。

合わない刃を無理に入れると、ロック機構が壊れることも。


⑩ ジグソーの「ストローク幅」=パワーの目安

一見どれも似てるけど、

ストローク幅20mmクラス→ 厚物木材向け

15mmクラス→ 軽作業・曲線切り向け 

ストローク幅が大きいほど“押し込む力”が強い。


⑪ 切粉(切りくず)排出方向も選べるモデルがある

前方排出・後方排出を切り替えられると、ラインが見やすくなる。 

木くずで線が見えないときは、ブロワー付きモデルが便利!


⑫ バッテリー式は「ブラシレス」かどうかで全然違う

ブラシレスはトルクが強く、切断スピードも速い。 

同じ18Vでも、ブラシレス=プロ向けと考えてOK。

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