◆マルチツールってどんな工具?DIYがもっとラクになる万能アイテム!
- アルチザンツール スタッフ
- 4 日前
- 読了時間: 3分
よく聞く「マルチツール」。名前の通り“いろんな作業に使える”万能な電動工具ですが、
実際どんなことができるの?と思っている方も多いはず。
今回は、DIY初心者にもわかりやすく、
マルチツールの特徴と便利な使い方をご紹介します!
◆マルチツールの基本構造
マルチツールは、先端のアタッチメント(刃やヘッド)を付け替えることで、
切る・削る・研ぐ・剥がすなど、さまざまな作業ができる電動工具です。
刃が小刻みに左右に振動する「オシレート式」という仕組みで、
狭い場所でも安全に、細かく作業できるのが特徴です。
◆DIYで役立つ!マルチツールの主な使い道
🔹 木材のカット棚板の一部を切り欠いたり、床材を部分的にカットするのに便利。
🔹 金属やビスの切断サビついたビスや釘を根元でカットできるので、解体作業にも活躍。
🔹 研磨・仕上げサンドペーパーを付ければ、細かい面の研磨やペンキ剥がしにも◎
🔹 パテ・コーキングの除去リフォームや補修作業で、固まったパテやシーリングを剥がすのにも最適!
◆マルチツールがDIYに向いている理由
1️⃣ 1台で何役もこなせる 工具を何種類も揃える必要がなく、省スペース&コスパ良し。
2️⃣ 狭い場所の作業に強い ノコギリでは入らない角や隙間も、刃先が入って作業可能。
3️⃣ 安全性が高い 刃が高速回転ではなく振動で動くため、誤って当たってもケガしにくい設計。
4️⃣ 作業音が比較的静か 集合住宅や夜のDIYでも、近所迷惑になりにくいのが嬉しいポイント。
マルチツールは“DIYの相棒”!
マルチツールは、ちょっとしたリフォームや家具作りなど
「細かい作業をきれいに仕上げたい」人にぴったりの工具です。
◆マルチツールの規格とは?
知らないとハマる“互換性”の落とし穴
いざ替え刃(ブレード)を買おうとすると——「Starlock対応」「OIS」「マキタ専用」など、いろんな表記があって混乱しますよね。
実はこの違い、取り付け部(規格)の形状を指しています。
合わない規格のブレードを選ぶと、取り付けできない or ガタつくなんてことも…。
ここでは代表的なマルチツールの規格を分かりやすく整理します。
◆主なマルチツールの規格3種類
🔹 ① OIS(オーアイエス)規格
Boschが開発した従来型の規格。ブレードの取り付け穴が「円形+複数のスリット」になっており、多くのメーカー(マキタ・ハイコーキ・リョービなど)で採用されていました。
👉 特徴
古いモデルに広く対応
価格が安いブレードが多い
ただし、Starlock対応モデルには使えない場合あり
🔹 ② Starlock(スター ロック)規格
BoschとFEINが共同開発した“進化版”の規格。取り付け部が「星型(3D形状)」になっており、力の伝達効率が高く、ブレード交換がワンタッチでできるのが特徴です。
Starlockには3つのグレードがあります:
規格名 | 対応用途 | 互換性 |
Starlock | DIY・軽作業向け | Starlockブレードのみ使用可 ❌Plus/Maxブレード不可 |
Starlock Plus | 中〜重作業向け | Starlock/Starlock Plusブレード使用可(Max不可) |
Starlock Max | プロ用・重負荷作業 | 全ブレード対応(Starlock/Plus/Max) |
Starlock 本体 → Starlockブレードのみ OK
Starlock Plus 本体 → Starlock Plus / Starlockブレード OK
Starlock Max 本体 → Starlock Plus / Starlock / Maxブレード OK
👉 特徴
ワンタッチ交換で工具不要
力の伝達が正確でブレが少ない
グレードによってブレードの互換性が変わる
🔹 ③ メーカー専用規格
マキタやハイコーキ(旧日立)など一部メーカーは、独自の取り付け形状を採用しているモデルもあります。
👉 特徴
専用ブレードを使う必要あり
他社製ブレードは合わないことが多い
最近はStarlock対応機も増加中