マルノコのハンドル形状の違い
- アルチザンツール スタッフ

- 11月6日
- 読了時間: 2分
⚙️ マルノコのハンドルは形状が違うタイプがあります。
🟩 ① 押さえるタイプ(上ハンドル型/トップハンドル)
🔸 特徴
モーター上部にハンドルが付いており、上から押さえるように操作するタイプ。
一般的なDIY用・家庭用マルノコはこの形が多いです。
🔸 メリット
姿勢を安定させやすい材料を上から押さえる感覚で操作できるため、まっすぐ切りやすい。
切断面が見やすい特に定規(ガイド)を使った直線切りで扱いやすい。
片手で持ちやすい軽量機では片手操作も比較的しやすい。
🔸 向いている作業
木材の直線カット(合板・2×4など)
DIY・日曜大工向け
ベニヤ、棚板などを床や作業台で切る作業
🔸 注意点
前方に力がかかるため、腕や手首が疲れやすい
材料の固定が弱いと、**キックバック(跳ね返り)**が起きやすい
🟦 ② 棒状を握るタイプ(後ハンドル型/リアハンドル)
🔸 特徴
ハンドルが後方にあり、ピストルのグリップのように握るタイプ。
ノコの進行方向(前)にそのまま力を入れやすい構造。
🔸 メリット
押し切る力が加えやすい進行方向にまっすぐ押せるので、力が無駄になりにくい。
刃のブレを抑えやすく、安定してまっすぐ切れます。
安定性が高く、厚物の切断に強いパワーをしっかり伝えられる。
ノコの進行方向(前)にそのまま力を入れやすい構造。
本体が左右にブレにくい特に高トルク(ブラシレスモーター)モデルでは精度が出やすい。
🔸 向いている作業
厚い木材・構造材の切断
現場・プロ用途
踏み台や柱などの据え置き切り
🔸 注意点
刃の位置が見づらい(構造的に上から覗き込む必要あり)
重量がやや重いモデルが多く、長時間作業には不向きな場合も
🧩 どちらを選ぶべき?
用途・特徴 | 上ハンドル型(押さえる) | 後ハンドル型(棒状) |
操作感 | 上から押さえる | 前へ押し出す |
視界 | 良好 | やや見づらい |
切断精度 | ○(軽作業向き) | ◎(直進性が高い) |
力の伝わり方 | 上方向 | 前方向 |
初心者向き度 | △ 慣れが必要 | ◎ とても扱いやすい |
丸鋸は回転刃が強力なので、どのタイプでも最初は「木材固定・試し切り・安全ゴーグル」は必須です。


