インパクトドライバーの芯がブレる!これって不良品?実際に検証してみました

インパクトドライバーを使っていて、ビットの先端がブレていることに気づいたことはありませんか?
「先端がグラグラしているけど大丈夫?」「もしかして不良品?」
実は、アルチザンツールでも以前、お客様から芯のブレについてお問い合わせをいただいたことがあります。
確かに、ビットを取り付けて空転させると、先端がブレて見えることがあります。
でも、芯がブレているからといって、必ずしも不良品というわけではありません。
今回は、アルチザンツールのインパクトドライバー2機種を使って、実際にどのくらいブレるのか、ネジ締めに影響するのかを確認してみました!
なぜインパクトドライバーの芯はブレるの?
インパクトドライバーは、六角軸のビットを差し込んで固定する仕組みになっています。
ビットを簡単に取り付けたり取り外したりできるよう、差し込み部分には構造上、多少の隙間(遊び)があります。
そのため、ビットを取り付けて空転させると、先端がわずかに振れて見えることがあります。
また、ビットの長さや種類によっても、ブレの見え方が変わる場合があります。
ただし、すべてのブレが正常というわけではありません。ビットの曲がりや本体の異常によって振れが生じる場合もあります。
実際に2種類のインパクトドライバーで比較!
今回使用したのは、アルチザンツールのインパクトドライバー「AT-ID01B」と「AT-ID02B」です。
まずは、それぞれの付属ビットを取り付けて回転させてみました。
さらに、長いビットに交換した場合や、ドリルドライバーとの違いも比較しています。
実際のブレの様子は、動画でご確認ください。
▼ インパクトドライバーの芯のブレを検証!
お使いのインパクトドライバーと比較する際の参考にしていただければと思います。
※長いビットなど、一部の比較用ビットは別途用意したものです。
芯がブレていてもネジ締めはできる?
ここで気になるのが、実際のネジ締めへの影響です。
インパクトドライバーを空転させながらネジの溝に合わせようとすると、先端がブレて合わせにくくなることがあります。
しかし、通常のネジ締めでは、先にビットの先端をネジに合わせてから回転させます。
今回の実験でも、この方法で問題なくネジを締めることができました。
つまり、多少の芯振れがあっても、実際のネジ締めには支障がない場合が多いということです。
もちろん、ブレが極端に大きい場合や、ネジ締めに支障が出る場合は、別途確認が必要です。
穴あけならドリルドライバーの方がいいの?
インパクトドライバーはネジ締めだけでなく、対応するドリルビットを使えば木材などへの穴あけも可能です。
ただし、穴あけの精度を重視する場合は、ドリルドライバーがおすすめです。
ドリルドライバーは、チャックでドリルビットをしっかり締め付けて固定する構造になっています。
また、インパクトドライバーのような回転方向への打撃がなく、回転をコントロールしながら穴あけができます。
そのため、正確な位置への穴あけや、精度が求められる作業にはドリルドライバーが適しています。
ただし、ドリルドライバーでもビットの曲がりやチャックの精度などによって芯振れが生じることはあります。
工具にはそれぞれ得意な作業があるので、用途によって使い分けることが大切ですね。
ポイント|芯のブレ=不良品とは限らない!
今回の検証で分かったのは、インパクトドライバーは構造上、多少の芯振れが生じることがあるということ。
そして、今回確認した程度の芯振れでは、実際のネジ締めに支障はありませんでした。
ただ、芯のブレは「大きい」「小さい」と言葉で説明されても、なかなか判断しにくいものです。
そこで今回は、実際の製品がどのように回転しているのか、参考映像として残してみました。
お使いの製品と比較して、ブレが極端に大きいと感じる場合や、実際の作業に支障がある場合は、お気軽にお問い合わせください。
工具のちょっとした疑問も、実際に試してみると新しい発見がありますね!





