ラチェットのソケットとは?種類と使い方
- アルチザンツール スタッフ

- 9月21日
- 読了時間: 2分
◆ ラチェットのソケットとは?
ラチェットレンチは、ボルトやナットを効率よく締めたり緩めたりする工具です。その先端に取り付けて使用する交換式のパーツが「ソケット」です。
ソケットを付け替えることで、さまざまなサイズ・形状のボルトやナットに対応できます。
◆ ソケットの種類
1. サイズ(呼び径)
ソケットにはいくつかのサイズ規格があります。よく使われるものは以下の通りです:
1/4インチ(6.35mm):精密作業や狭い場所に最適。軽作業向き。
3/8インチ(9.5mm):最も汎用性が高く、DIYやバイク整備にもよく使われる。
1/2インチ(12.7mm):自動車整備や大きなトルクが必要な作業向け。
※サイズは「差込角」と呼ばれ、ラチェット本体とソケットを接続する部分の大きさです。
2. 単位(ミリとインチ)
ミリサイズ(例:10mm、12mm):日本車や国産機器に多く使われる。
インチサイズ(例:3/8"、7/16"):アメリカ車や海外製機器で使用。
3. ディープソケット
ナットが深い位置にあるときや、長いボルトに対応するのが「ディープソケット」。通常のソケットよりも長いため、奥まった場所での作業が可能です。
4. ユニバーサルジョイントやエクステンションバー
厳密にはソケットではありませんが、狭い場所での作業や角度をつけるときに活躍する補助パーツもあります。
◆ ソケットの使い方
適切なサイズのソケットを選ぶ 対象のボルト/ナットに合ったサイズを選びましょう。小さすぎると舐めてしまいます。
ラチェットレンチに取り付ける カチッとはめるだけ。ワンタッチで交換できるのが便利なポイント。
回転方向を確認する ラチェットの切り替えスイッチで「締める」「緩める」を調整します。
作業開始! ラチェット機構により、手を戻さずに連続で回せるので、効率的に作業できます。
◆ ソケットを選ぶときのポイント
用途に合った差込角を選ぶ
必要なサイズを揃えたセットが便利
信頼できるメーカー(KTC、TONE、Snap-onなど)を選ぶと長持ち
◆ まとめ
ラチェットのソケットは、正しいサイズと種類を使えば、作業効率がぐっとアップします。DIYをする方や、車・バイクの整備をしたい方にとって、ソケットはマストな工具です。
道具に少しこだわるだけで、作業がもっと楽しく、もっとスムーズになりますよ!

