質量2kgって書いてあるのに…量ったら違う!?🤔
- アルチザンツール スタッフ

- 10月26日
- 読了時間: 2分
最近、新しいマルチツールを買ってワクワクしていた私。
スペック表には「質量:2.0kg」って書いてあったんです。
「お、ちょうどいい軽さ!」と思っていたのですが――
家に帰って、つい気になってキッチンスケールで測ってみたら…
2.3kg!? あれ? 0.3kg(300g)も違う!
「カタログ間違ってる?」と思った方、実はこれ、ちゃんと理由があるんです
◆“質量”は変わらないけど、“重量”は変わる
まず、質量=モノの中身の量。
これはどこで測っても変わりません。
一方で、重量=重力に引っ張られる力。
地球上でも、場所によって重力の強さが微妙に違うため、
同じモノでも測る場所によって重量は変わるんです。
たとえば…
赤道付近は少し遠心力が働くので、わずかに“軽く”なる
中国産👉 重力がやや弱く、軽く感じる
北極や南極付近は重力が強く、少し“重く”なる
つまり、あなたが北海道で測るのと沖縄で測るのでも、
ほんのわずかに重量が違う可能性があるんです🌍
だから、中国で2.00kgと測定したものを日本で量ると、
わずかに重く表示されることがあるんです。
本体のみの質量は・・・・実際はもっと重いことも
◆ユーザーは“実使用時の重さ”を意識しよう
長時間作業をするなら、
“カタログ値の質量”ではなく、“実際に持ったときの重さ”が大事。
特に女性や細身の方は、数百グラムの差でもかなり体感が変わります。
試しにバッテリー付きで持ってみると、「おっ、これは長時間はキツいな」
なんてこともあります。
また作業中に感じる“重さ”は、物理的な数値よりも
重心バランスや持ち方でも変わります。
つまり、数十グラムの差は誤差のうち。
気にしすぎず、実際の使い心地で判断するのが正解です🔧
工具のスペックって奥が深い。
数字を鵜呑みにせず、「自分の手で持って確かめる」――
これが、上達への第一歩かもしれません😉
