ドリルドライバーとインパクトドライバーの違いをわかりやすく解説!
- アルチザンツール スタッフ

- 9月10日
- 読了時間: 3分
更新日:2 日前
DIYを始めると、まず気になるのが電動工具。中でもよく目にするのが「ドリルドライバー」と「インパクトドライバー」ですが、この2つ、何が違うの?と疑問に思う方も多いはず。
この記事では、ドリルドライバーとインパクトドライバーの違いを、初心者の方にもわかりやすく解説していきます!
ドリルドライバーとは?
● 特徴
ドリルドライバーは、ネジ締めと穴あけの両方に使える電動工具です。
回転のみでトルク(締め付け力)をコントロールしながら作業します。
ドリルドライバーにはクラッチという特徴的な機能があります。
クラッチは、一定の力でネジを締め、万が一ネジが回らない時にはモーターが空回りし、
ネジの締めすぎや対象材のひび割れを防ぐことができます。
● 向いている作業
木材やプラスチックへの穴あけ
家具の組み立て(ネジ締め)
軽作業や精密な作業
● メリット
コントロールしやすく、ネジをなめにくい
クラッチ機能で締め付けトルクを調整可能
音が静かで使いやすい
インパクトドライバーとは?
● 特徴
インパクトドライバーは、回転に加えて打撃(インパクト)を加えることで、固い材料へのネジ打ちもラクにこなせる工具です。
● 向いている作業
硬い木材や厚い材料へのネジ打ち
大工仕事や本格的なDIY
長いネジや太いネジの打ち込み
● メリット
高トルクでパワフル
ネジが空回りしにくい
ハードな作業でもスムーズに進む
ドリルドライバー vs インパクトドライバー:
違いを表で比較!
項目 | ドリルドライバー | インパクトドライバー |
トルクの強さ | 中程度 | 非常に強い |
打撃(インパクト) | なし | あり |
静音性 | 静か | 音が大きい |
精密な作業 | 得意 | 苦手(過剰に締めがち) |
適した用途 | 穴あけ・軽いネジ締め | 厚い材料へのネジ打ち |
結局どっちを選べばいいの?
初心者で家具の組み立てや日常のDIYが中心 → ドリルドライバーがおすすめ
本格的なDIYや大工仕事、硬い材料を扱う予定 → インパクトドライバーがおすすめ
また、最近では両方の機能を兼ね備えた**「ハイブリッドタイプ」**の工具も登場しています。どちらを選ぶか迷ったら、まずはドリルドライバーで始めて、必要に応じてインパクトを買い足すのもアリですよ。
まとめ
ドリルドライバー | インパクトドライバー |
精密・静か | パワフル・頑丈 |
初心者向け | 上級者向け |
ネジ締めと穴あけに万能 | ネジ締め特化型 |
ドリルドライバーにはクラッチが付いており、インパクトドライバーには付いていないという違いがあります。
インパクトドライバーは内部にハンマーが装備され、回転時に打撃が加わることでよりパワフルな動作が実現できますが、クラッチ機能が備わっていないので、こまかな作業には向いていません。
ドリルドライバーとインパクトドライバー、どちらもDIYには欠かせない相棒ですが、それぞれ得意分野があります。自分の使いたいシーンに合わせて、ぴったりの1台を選んでくださいね!


