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先端工具(アタッチメント)について

更新日:9月23日

電動工具を使いこなす上で、本体の性能と同じくらい重要なのが先端工具(アタッチメント)です。今回は、以下の4種類の代表的な工具について、それぞれの「先端」について分かりやすく解説します。

  • インパクトレンチ

  • インパクトドライバー

  • ドリルドライバー

  • ハンマードリル


「どんな先端を使えばいいの?」「互換性はあるの?」といった疑問にもお答えします!


(1) インパクトレンチの先端:ソケット

インパクトレンチは、自動車のホイールナットなどボルトやナットの締め付け・緩めに使われます。


▼主な先端工具

  • インパクト用ソケット(耐衝撃性あり)

  • ディープソケット(奥まったナットにも対応)

  • ユニバーサルジョイント(角度が必要なとき)


▼差込角に注意

一般的には:

  • 12.7mm(1/2インチ) → 車整備などプロ向け

  • 9.5mm(3/8インチ) → 軽整備向け

👉 インパクトドライバー用のビットとは互換性がありません


(2) インパクトドライバーの先端:ビット

インパクトドライバーは、木材や金属へのネジ締め・ボルト締めに使われる万能工具。


▼主な先端工具

  • プラス/マイナスビット(ネジ締めに)

  • 六角ビット・トルクスビット(家具組み立てなどに)

  • ドリルビット(六角軸)(穴あけも可)


▼六角軸 6.35mm(1/4インチ)に対応

ビット交換が簡単なワンタッチチャックが多いです。

👉 ビットは消耗品!特に安価なものはすぐ摩耗するので、こまめにチェックしましょう。


(3) ドリルドライバーの先端:ドリルビット&ビットチャック

ドリルドライバーは、穴あけと軽いネジ締めの両方ができる工具です。主に内装工事やDIYに最適。


▼主な先端工具

  • 鉄工ドリルビット(金属への穴あけ)

  • 木工ドリルビット(木材への穴あけ)

  • ビットホルダー + 各種ビット(ネジ締めにも使える)


▼丸軸 or 六角軸両方対応

チャックで締め付けるタイプなので、多くのビットに対応可能。

👉 インパクトドライバーよりトルクは弱いですが、繊細な作業に向いています。


(4) ハンマードリルの先端:SDSドリルビット

ハンマードリルは、コンクリート・ブロックへの穴あけが得意な工具。振動 + 回転で強力に掘り進みます。


▼主な先端工具

  • SDSプラスビット(一般家庭向けモデルに多い)

  • SDSマックスビット(大型・業務用)

  • コアドリル(配管用の大きな穴あけ)


▼ビットの規格に注意

ハンマードリルは基本的にSDS方式専用のビットが必要です。

👉 インパクトや通常のドリルとは互換性なし


【まとめ】どの工具にどの先端を使うか一覧表

工具名

主な用途

対応先端工具

軸の規格

インパクトレンチ

ボルト・ナットの締付け

インパクトソケット

9.5mm / 12.7mm

インパクトドライバー

ネジ・ボルトの締付け

各種ビット(六角)

6.35mm 六角軸

ドリルドライバー

穴あけ・軽いネジ締め

ドリルビット、ビット

丸軸・六角軸

ハンマードリル

コンクリートへの穴あけ

SDSビット、コアドリル

SDSプラス/マックス


【おまけ】先端工具を長持ちさせるコツ

  1. 用途に合ったビットを使う木工用で金属を削らないこと!

  2. 無理な押し付けをしない工具に任せて、軽く当てるだけでOK。

  3. 潤滑剤を使う(金属加工時)焼き付き防止に効果あり。

  4. 使用後は拭いて保管サビ防止のためにも清掃は大事。


おわりに

どんなに高性能な電動工具でも、「先端」が合っていないと性能を発揮できません。DIYからプロ作業まで、自分の目的にあった先端工具を選び、安全に使いましょう!

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